介護

バリアフリーリフォームとは

年齢を重ね身体の機能が低下すると、歩行や立ち座り等の日常動作に負担が感じられ、転倒等の思わぬ事故に繋がったりします。住み慣れた自宅で安心して自分らしく暮らし続けられる。そんな生活に配慮した、段差の解消、手摺の設置、出入り口や通路の幅の拡幅等、身体的機能の支援・安全確保、介助者の負担軽減を目的に行うリフォームです。

介護リフォームのポイント

1ケガの予防

敷居等のちょっとした段差での転倒。それが原因で骨折や寝たきり等の事故を、リフォームすることで予防します。

2自立する心をサポート

リフォームによって、自分でできる事が増え、日常の行動範囲が広がり、健康的な生活のサポートにもつながります。

3家族のゆとり

介護リフォームを施すことで、ご家族や介助者の心身の負担を軽減することができます。

介護保険・助成金

要支援・要介護の認定を受けている方が、バリアフリーや手すりの設置などの住宅改修工事を行う場合、介護保険の助成を受けることができます。

  • 住宅改修は最高20万円までの助成が受けられます。
  • 介護保険では、保険の対象となる工事にかかった費用に対し最高20万円(1割は自己負担)まで助成されます。
  • 自己負担1~3割を上限に住宅改修の費用が支給されます。

介護保険が適用されるリフォーム工事

  • 手摺の取り付け
  • 引き戸等への扉の取替え
  • 洋式便器等への便器の取替
  • 段差の解消
  • 滑り防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更

介護リフォームの施工例

玄関

車椅子での生活の方や歩行が不安定な方に。
既存の玄関からでは家に入る時に段差が多いため、車椅子での生活に適していない。駐車場に車を停めたところから、車椅子に乗ったまま家の中へ移動する動線を新規に計画。
既存のLDKにある掃出し窓から入る事ができるように、外部スロープとテラスを設置。
LDKの掃出し窓をノンレールサッシ、大型取手に変更しています。

玄関 BEFORE
BEFORE
玄関 AFTER
AFTER

浴室

タイル張りの浴室をユニットバスに変更する事で、各所手摺の取付けだけではなく、洗面脱衣室の床との段差解消、タイル張りで冷たかった床から、滑りにくくて冷気が伝わりづらい床材へ変更となります。

浴室 BEFORE
BEFORE
浴室 AFTER
AFTER

玄関ポーチ手摺

外部での転倒は危険度が増します。玄関ポーチからスロープを設ける事もありますが、まだ歩行が安定している段階では、ポーチの階段部に手摺を付ける案もあります。

玄関ポーチ手摺 BEFORE
BEFORE
玄関ポーチ手摺 AFTER
AFTER

屋内手摺

寝室からLDKや水廻りといった、毎日利用する生活動線上に手摺を設ける事で、日々の安心安全につながります。

屋内手摺 BEFORE
BEFORE
屋内手摺 AFTER
AFTER
屋内手摺 BEFORE
BEFORE
屋内手摺 AFTER
AFTER

介護リフォームの流れ

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